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雨上がりの高尾山

  • 投稿日:2003年02月11日 11:41
  • カテゴリー:フィールドワーク, 山・森・自然公園編
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最近公園ばかりで、「山」というものに登っていなかったんですが、
ようやく念願(?)叶い、私が一番好きな高尾山に登ってくることができました。

前日から天気予報は「くもりときどき雨」。

でも、そんなのお構いなしだった。
もし予報が「大雨」だとしても、きっと合羽を着て出かけていただろう。
久しぶりにデジカメじゃなく、一眼レフも担いでの写真散策。
雨の中の山登りの醍醐味は「霧」です。

もちろん、一人だから気兼ねなくできること。
マイペースでのんびり登ってきました。




JR高尾駅から京王バスに乗って、「日影」バス停で降りる。
そこからすぐのところに、林道入口がある。
日影沢園地というキャンプ場があって、そこまでは車も通れる道になっているけど、この道のすぐ脇には澄んだ水の流れる沢があって、もうここからすでに自然の中という感じ。

冷たい水しぶきを浴びながら、苔は生き生きとしていました。

道脇には斜面に沿って潰れたようになっている草がありました。
きっと、雪が降ったときに、重みでつぶされたんでしょう。
「なんでつぶれているんだろう?」と不思議に思うことができたなら、見ていない景色を想像して楽しむ事ができるんですねー。

潰れても元気に生きているその姿はたくましいです。



足元ばかりでなく、ちょっと遠くを眺めると、山の上のほうは、霧がかかっています。
上のほうは天気大丈夫かな?と心配になりながらも、雨具はちゃんと用意してあるし、安心。

それよりも、霧景色が見れることへの期待に喜びました。



これから、花粉症の人には辛い季節がやってきますね。

私はアレルギーなど全くない、幸せな体なので、苦しみは想像しかできないんですが。(ヤマウルシにも被れない頑丈な体なんです・汗)

高尾山の杉の人工林は、まだ花どころかつぼみもできていません。



←これ、見たとき感激しました。

分かりますか?
下の土が露出し、そのまま倒れてしまいそうに傾いている木なのに、それでも倒れまいと、根っこが変異して、必死で土を掴んでいます。

こういうのを見ると、植物も意識があって「生きて」いるんだと思い知らされます。



足元を見てみると、大きな豆の皮がたくさん落ちていました。
フジの種の皮です。

上を見上げると、フジの木があって、まだ枝にしがみ付いている種がいました。



つる性のキヅタが太陽を求めて、
上へ上へと伸びています。

暖かな春の日差しをたくさん浴びれるといいですね。



ヒラヤマスギという木です。
「スギ」という名だけど、マツの仲間です。
葉も松葉だし(当たり前か)

大きなマツカサをつけるのが特徴です。

いい樹形ですねー。
惚れ惚れとしちゃって、思わず立ち止まったほどです。



←これがヒマラヤスギのはながさ。

大きさの指標となるものを一緒に写せばよかったですね(汗
これで長さ6cmほどです。



←これがヒマラヤスギの笠の部分です。
巾4.5cmくらい。

両方とも、普通のスギの1.5~2倍ありますね。


←ツノハシバミという木の冬芽です。

赤い色の冬芽で、大きさは5㎜程度。
若い枝に細かい毛が生えていて、触ると柔らかい感じがするよ。
虫眼鏡で冬芽を見ると、冬芽にも微毛が生えているのが分かる。

肉眼では見えなかった毛が拡大すると見えるなんて、
新しい世界が見えた気になってみたよ。


登っていくと、だんだん霧が深くなるのが分かるんだ。



ほら、上を見上げてみると、そこは幻霧郷。

あまりの神秘さにその場に座り込んでボケーとしてみました。

寝転がって上を見上げると、何もかもが洗い流される気持ちになります。


登ってきた道を振り返ると、霧が深くて見えません。

あまりの濃い霧に吸い込まれそうになりました。

いままで登ってきた道は、高尾山でも一番斜面がきつく、バスでもあまり人が降りない林道です。

「いろはの森」という林道で、学習にはもってこいの道。

あまり人がいないから、好きに立ち止まったり座り込んだり寝転がったり出来ましたが、ひとたび、人通りの多い林道に踏み込むとそうも出来ません。

←これはたくさん人が通るために、地面が削られ、根っこが露出しているところです。

痛々しいと思いませんか?



久しぶりに登った高尾山でした。
突然頂いたお休みだったので、ウキウキワクワク。

デジカメと一眼レフと双眼鏡を首から下げて登山バックを背負い、
女一人だけで山を登る姿は、きっとたくましく不思議に思えただろう。

でも、あまりにゆっくり登りすぎて、かなり足にきてしまった私です。
薬王院という神社により、交通安全お守り(もみじシール)をいただきました。
神社までの道のりは、アスファルト舗装された道路なので、余計足にきました。

情けないことに、山越えしたあとは、神社まで徒歩で、
そのあとは、十数年ぶりにケーブルカーなんぞに乗ってしまいました。

・・・そしてこの記事を書いている2/14にモモが筋肉痛になっているお婆な私。
まだ24歳なのにぃぃぃぃ(絶叫)

もっと体力をつけなくてはと再認識いたしました。。。

久しぶりに野外に出て、リフレッシュしたちたまでしたー。


明治の森高尾国定公園(東京都)

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