冬の装い
外へ出たいと、うずうずしていた今日この頃ですが、
ようやく、昼休みに外に出られる日が来ました!!
開放された野生児は、ごくごく身近な公園へと出かけました。
今、外へ出て見られるもの。
今でなければ見れないもの。
それは、冬の装いをしている植物たちです。
それこそ、自然が作り上げた芸術ともいえると思うんです。
冬芽たちを揃えてみました。いかがでしょう?
堅~い衣を身にまとっています。
この衣の下はどれくらい暖かいんでしょうね。
枝先に冬芽があるとは限りません。
こうやって枝の途中にあることもあります。
こういうのは、全部じゃないけど、だいたいが、ここからその年の枝が伸びるんですね。
葉が全部落ちたら、こんな姿が見えました。
つる性の植物が絡み付いています。
ここでちょっと物語(?)
ヤナギ科植物の冬芽の変わり方です。
↑これは、初期。
ツルツルした冬芽ですねー。
↑これが、ヤナギ科植物の冬芽の姿です。
こんな風に細かい毛で覆われているんです。
寒さが増すにしたがって、
厚い毛皮を装っているようですねー。
冬芽にはいろんな形があります。
ヤナギみたいに、毛皮をまとっているのもあれば、
こんな形もあるし、
↑このように、細かく何枚も何枚も重ね着をしているようなのもあります。
まるで十二単のようですね。
公園の道脇を飾る低木です。
葉は全て落ちて、ただの枝のように見えますね。
じーっと近寄って見て下さい。
ほら、たくさんの真ん丸な冬芽がついてます。
視点を変えてみると見つけられるものってあるんですよ!
なんかちょっと早い気がしましたが。
もう紅梅が咲き始めていました。
常緑樹のてっぺんでヒヨドリが鳴いてました。
ひなたぼっこしてるのかなぁ。
平成15年度、初めてのフィールドワークになりました。
私自身が、寒いのが苦手なんで、
寒い冬を乗り越えるために、こうやって重ね着をしている冬芽をみていると、
ついつい、寒がりな自分と重ねてしまいます(笑)
機械を持っていれば、冬芽の中の温度を計ってみたいな。
どれだけ暖かいのか知りたいわ。
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