海を愛するひとたち

        ちたま 4
どんぐり日誌
     

新しい世界を知りたくて、ダイビングのライセンスをとることにしました。
ライセンスといっても『免許』ではなく、
海を潜るための知識と技術を取得する為の講習をうけている人という証明だ。
ひとまず、講習の説明会を受けに都内にでかけてきた。
そこで、私の面接をしてくれたインストラクターのお兄さんが言ったセリフに私は感動しました。

空気のない世界に、酸素を背負って行くということは、人間が本来踏み込まない領域に踏み込むということ。
行くからには、キズつけないように、荒らさないように注意する必要があるのはもちろんのこと、実際に潜るようになると、自然を大切にする気持ちが生まれました。
洗髪にはシャンプーは使わないし、洗濯は自然に還るせっけんを使用しています。
わずかなことだけど、ひとりひとりが考えて、せめてこれ以上環境を汚染しないような努力をすべきなんです。
キレイな海に案内すること、安全に潜らせること、それはもちろんですが、海に潜ることを通じて、自然を大切にする気持ちをみんなにもってもらいたいなって僕は思っているんです。

実際に、各地の海に潜っているインストラクターなだけに、実感がこもっていて感動しました。
そうなんです。
実際に自然に触れ合うことで、『あ!大切にしなくちゃ』って気持ちがもてるんだと思います。

コメント
2004年12月20日 21:40 siro

深い発言ですね。
ダイビングライセンスは簡単に取れるのですか?
『百聞は一見に如かず』
ライセンスを取って実際に海へ潜ったあとのちたまさんの口から、あらためて同じ言葉を聞いてみたいです♪

2004年12月21日 9:41 ちたま

siroさん、こんにちは。
ダイビングライセンスを取る事は難しくありません。
講習会当日、なにか持っていくものは?という私の問いに対して、インストラクターは『好奇心とやる気を持ってきて下さい』といいました(笑)
あ、あと水着ね。
ライセンスを取って、4本(酸素ボンベの本数)を潜って、ようやく『初心者』なので、実際に実感持って口にするのは、まだ当分先の話ですが。がんばります♪
興味あれば、紹介しますよ~(*^-^*)

2004年12月22日 1:57 yamasuki

海の世界・・・旅行先で、たまにシュノーケリングをするくらいで、まったくといっていいくらいに知らない世界です。ちたまさんのレポートを楽しみにしてますよ^^
実際に触れ合う事で、大切にしなくては!って気持ちが芽生える。これ良く分かります!
全ての人がそうであってほしいと思います。山で見かけるゴミ、本当に残念に思います。

2004年12月22日 11:18 ちたま

yamasukiさん、こんにちは♪
私も今まではシュノーケリングしかやったことありません。
「海は荒れることもあるし、恐怖もある」と私が言ったところ、インストラクターは、『怖いと思うほうが安全なこともある。怖いことなんてないさと言っている人に「怖いこともある」と教えるほうが大変』と言ってました。
自然を相手にする仕事はやっぱり大変なんだなとも思いました。
>山で見かけるゴミ、本当に残念に思います。
同感です。自然が好きといって山登りとかする人で、ゴミを家まで持ち帰る人が、何%くらいいるんでしょう。きちんとした知識とマナーを知ってほしいものです。

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