ケガしたメジロを見つけました

        ちたま 0
どんぐり日誌
     
ケガをしたメジロ

通勤途中に、車道のど真ん中にうずくまっているメジロを見つけました。
おそらく、飛んでいるところを車に衝突したようでした。
そのままだと、道路で轢かれてしまうと思い、つい拾い上げてしまいました。
ケガの具合は、左目はほぼ瞑れているようでした。
あとは、くちばしの付け根から血が出ていました。
助からないかなと思える様子でしたが、右目は通常でキョロキョロしているし、羽もたまに広げるので、絶対助からないとは言い切れない様子でした。

拾い上げてしまったからには、責任があります。
ただし。治療する技術はありません。
どうしようかと考えて、とりあえず職場まで連れて行こうと一旦家に戻り、小箱を用意してお湯をビンに入れてタオルで包んだものを箱に一緒に入れ、箱の中に布を引いてメジロを寝かせました。
エサをどうしようかなぁ~と考えていたら、突然メジロがバタバタし始めました。
不安になったのかなと思っていたら、飛んだのです!
飛べるのならば、人間がこれ以上関与することではないなと思い、公園のできるだけ木があるところへ離しました。
このあと生き続けられるかは分かりませんが、小さな野鳥の命のなんと強いことよ。
ただ。
正直な話、山の中でケガをしている野鳥を見かけても、私は拾い上げません。
今回は、道路上だったことと、明らかに交通事故が原因と思われたからです。
ケガをした原因が人因ならば手を出したいなと思います。
しかし、飛べるとなれば話は別でした。
飛べるならば、天敵から逃げたり、エサを自力で探すことも不可能ではないと思うので、あとはメジロ自身の生命力次第ですね。
どれが正しいか、どれが正しくないかは分かりませんが、見つけてしまったからには放っておけなかった。それだけです。
ただ、私って無力だなーと痛感しました。

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