西表島旅行記-第1日目

        ちたま 0
フィールドワーク 西表島旅行記
     

友人2人と私の3人で、沖縄の南西に位置する『西表島』へ旅行へ行ってきました。
予算もあまりないので(涙)、キャンプ旅行にしてみました。
気候帯は亜熱帯に属す西表島でテント生活は辛かったのですが、
それはそれで、楽しくもあり、しっかり大自然の空気を堪能してきました。
5泊6日の旅なので、数ページに分けて綴ります。

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西表島は沖縄本島の南西にあります。
サンゴ礁が美しい海岸、マングローブ林が広がる干潟、亜熱帯林が覆う山地や渓谷など、島には貴重な自然環境が多く残っていて、多種多様な生物にとって恰好の生息地となっています。
西表島の島自体が日本の国立公園に指定されていて、島へは船でしか渡島できません。西表島の東にある石垣島までは飛行機で行けるので、そこから船に乗り換えることになります。

<位 置> 北緯24度15~25分、東経123度40~55分
(台湾とほぼ同経度です)
<気 候> 海洋性亜熱帯気候
(黒潮と小笠原還流の影響を受けています)
<気 温> 年平均気温 23.3℃
月平均最低気温(1月) 17.6℃
月平均最高気温(7月) 28.4℃
(冬でも15℃以下はほとんどありません)
<降水量> 年間降水量 2343mm
月平均最多降水量(9月) 248mm
月平均最少降水量(2月) 161mm
(年間を通してよく降ります)
<湿 度> 月平均相対湿度 82%
(一年中湿度が高いのです)
<地 形> 面積 28444ha
海岸線延長 130km
(琉球諸島で沖縄本島に次ぐ大きな島)
<水 系> 大小合わせて40以上の河川があります。
河口域に海水と淡水の混じる希水域があります。
<地 質> 大部分は砂岩で構成され、他は隆起石灰岩


<9:15>
東京羽田空港発、那覇空港行きの飛行機に搭乗しました。
東京の天気は曇り、沖縄は台風6号が通過したばかりの天気で、空の交通に影響が出ていました。
飛行機の上から見える景色はひたすら雲海が広がっていました。
飛行機は苦手な私なんですが、この雲海が見れると「飛行機に乗ってよかった」と思えます。(雲あると揺れて怖いけど)

<15:00>
飛行機を2便乗り継いで、石垣島に着きました。タクシーで石垣港にきました。
台風が去って間もない島は、雲が厚く、少し薄暗い感じがしました。


でも、波はたいしてなく、穏やかな船旅が楽しめそうです。
石垣港から西表島の上原港まで、およそ40分で行くことができます。

<16:00>
着きました。焦がれた西表島。
ここは、西表島の北西部に位置する上原港です。
石垣島よりも明るく、海は多少濁っていましたが、それでも美しく青く輝いていました。

日差しはとても暑いハズだけど、
安全を考えて、木の下を避けてテントを張りました。
これから5泊を過ごすおうちです。

台風の爪あとが残ってます。
これなんだと思います?

そう。バナナです。
まだ青いのに、折れてしまって残念!

西表島の住吉地区です。
民家が並びます。
これ、何時だと思いますか?時計を見て驚きました。
まだこんなに薄明るいのに、なんと、夜の8時ですよ!!
日本の西端に位置する西表は、
多少時差があるんでしょうね。

地元を5時半頃出発して、到着したのは夕方5時。
約半日かけて辿り着いたんですねー。
直線距離にして、およそ2000kmも離れている島。
そう考えると、半日ってなんて短いんだろうって思いました。
あまりにあっという間に辿り着いてしまって、
着いた日は、あまり実感が沸きませんでした。
とにかく、重い荷物をかついで半日かけて来たってことで、
かなり疲れていたのも事実。
この日は、早々に10時には床についてました。
久しぶりのテントでの就寝に、ちょっと寝にくかったけど、
疲れもあって、グッスリ眠りました。

西表国立公園(沖縄県)
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