西表島旅行記-第2日目

        ちたま 0
フィールドワーク 西表島旅行記
     


旅行2日目は、さっそくサンゴ礁の海で一日中泳ぐことにしました。
台風一過で西表島は梅雨を明けたようでした。空は真っ青に輝いていました。


うっとりするような風景です。
この浜は、西表島の北北西に位置し、
『星砂の浜』と言います。
その由来は、ここに写っている砂が、実はただの砂ではなく、原始生物の甲殻虫の死骸なんです。
海の中にある星の形をしている砂は、生きている甲殻虫なんです。
海の外のものは、死んでいますが。

記念に砂を持ち帰るなら、海の中からは絶対に持ち帰らないようにしましょうね。
ここ数年で、星砂が激減しているようですから。
こんな美しい風景、残したいじゃないですか。

一応、目隠しをしておきました。
はい、これが私です。
浅瀬に寝そべって、景色と一体化してみました。

水着の上に、Tシャツを着ているし、海用の靴に、軍手までしています。
サンゴ礁の海は、体が切れるサンゴとかあるので、安全のためです。
血が流れたら、怖い魚が寄ってこないとも限らないので。用心、用心。

ボケてますけど、怖い魚の一種。
『ダツ』という種類の魚です。
正式名称はもっと長いですけど、あえて書きません。覚えやすいように。
細長くて、口も鋭く長いです。
歯があって、のこぎりみたいな歯をしています。

実は、この魚。
光に向かって突進する性質があります。
なので、夜間ライトを使って泳ぐときには厳重な注意をして下さい。
ヘッドライトをして夜間泳いでいて、頭に突進されて突き刺さって重症を負った人もいるくらいです。
普通に泳いでいれば決して危険な魚ではありませんが、光を出すことは用心です。

分かりますか?この透明感。
画面上部が水面。
画面下部がサンゴ礁&水草です。


サンゴ礁の周りには、サンゴについている微生物を食べようと、熱帯魚たちが戯れています。
この日は快晴で、水底に届く太陽の光で、海の中は光り輝いていますね!


結局、朝9時から泳ぎはじめて、
陸に上がってきたのは4時でした。
今夜の夕飯は、ハンゴウでご飯を炊きます。
久しぶりのハンゴウご飯にちょっとウキウキ♪
うまく炊けるか心配です。


遠路来るのに、食料は重いし、亜熱帯の島で生ものも危険だということで、西表での自炊は、ご飯を炊くまででした。
このカレー。実はレトルトです。
姑息な手段ですが、せっかくの西表で食中毒になるよりはマシですね。
邪道だ!と叱らないで下さいね。
レトルトが梱包されていた袋は全部持ち帰りですので許してっ!

太い足を披露しちゃってゴメンなさい。
私の足ですっ!!
ねっころがったりしていたから、日焼け止めを塗っていたにも関わらず、真っ赤に日焼けしちゃいました。。。
日焼けというよりは、ヤケドに近い。
皮膚が突っ張るようなヒリヒリ感は島にいる間中続きました。
日焼け対策は万全に練ったほうがいいですよ!


この日の満潮は10:03、干潮は17:18。
満潮だと泳げたところでも、夕方の干潮が近づくにつれて、
サンゴ礁と水面の距離が20cmくらいになってしまって、
浅すぎてとても泳げなくなってました。
上の写真で私が寝転がっているところも、干潮時にはすっかり干上がってました。
ちなみに、この日の満潮時干潮時の水位の高さの差は132cm。
改めて、驚かされました。
西表島への観光は、潮の満ち引きに影響されることが多いので、
島では潮汐をかなり気にして、予定を決めていました。

西表国立公園(沖縄県)
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