オオルリ
季節
学術表記
科目 スズメ目 ヒタキ科
学名 Cyanoptila cyanomelana
漢字 大瑠璃
体長 オス・メス:16.0cm
鳴き方
さえずり チュー ピィ ピィ ピピチュー ジジ
聞きなし ―
地鳴き 「ヂョ」
生態的特徴
日本では夏鳥です。
成鳥のオスは、頭からの上面は紺瑠璃色で、頭のてっぺんは光沢のある青色。顔と喉から胸、わき腹、羽の先は黒く、腹から尾羽の裏側は白い。
成鳥のメスは、頭からの上面と胸、わき腹は淡褐色で、喉と下腹部は白い。
生活
近くに沢がある林ならば、樹種は問わず、スギの植林地でもいる。
オスは沢が見渡せる木のてっぺんでさえずることが多い。オオルリの声を聞いたら、沢沿いの木のてっぺんを探すと見つけられるかも。
いっぱんてきに「さえずる」のはオスが求愛行動や警戒のために鳴くものなのだけど、オオルリはメスが敵を発見したり危険を察知したときにオスのように甲高い声でさえずることがある。
もし、森を歩いていて、オオルリが突然さえずりだしたら、鳴かない位置まで下がってあげて。きっと、あなたを警戒しているだろうから。
また、オオルリのオスとメスが並んでデュエットをしているという観察例もある。アメリカのほうで、オオルリの仲間のヒタキ類が、つがいの絆を深めるなどの意味からさえずるとの研究報告もあるくらい。まだ断定はされていないけど。
また、日本では、コマドリ、ウグイスと共にオオルリは「日本三鳴鳥」と言われ、バードウォッチングの際にはぜひ見かけたい&聞きたい鳥のひとつである。
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