凍結防止対策

        ちたま 0
どんぐり日誌
     

全国で大寒波が猛威をふるっていますね…。

神奈川県では、痛いような寒さ…という以外は、
雲ひとつない晴天が続いています。

大雪で交通網が乱れている各地に比べれば、マシですね。

しかしながら、各地の大雪のニュースを見ていると、3年前を思い出します。

次女を妊娠中、臨月に入り、いつ陣痛がくるか分からない、という頃、
神奈川に大雪が降りました。

しかも、神奈川には珍しい、粉雪が(普段はべたべたのぼた雪)。

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これは2014年2月8日。
粉雪で大人の膝丈くらいまで積もりました。

粉雪なので、屋根などに留まらず、
風の吹き溜まりに雪が集まる、という感じでした。

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人んちの庭の自転車。
風の吹き溜まりに雪が集まり、屋根からも雪が落ちて、
自転車が埋まっていました。

そして、近所総出で雪かきをし、
その雪もまだ溶けないうちに、2回目の雪が降りました。

それが、2014年2月15日。

同じくらいの量の雪が降り、同じように自転車が埋もれているのを見ました。

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もう自転車が見えないくらい積もりました。

近いところに国道が走っていて、国道まで出ればなんとかなる…と思っていましたが、
国道ですら、轍ができるものの、タイヤとタイヤの間の積雪の厚さが厚く、
乗用車では、車体の底を擦ってしまう状態でした。

新雪の状態ならまだしも、夜中になり、寒くなって雪が凍ったら、
タクシーどころか自家用車でも病院に行けそうにない。
救急車ですら、走れるか分からない…という状態。

これで陣痛が起きたら大変だと、安静に過ごしたのですが、
よりにもよって、大雪の日の翌日夕方になって、陣痛の兆候が出てしまったのです。

あの時は本当に焦りました。

結果を言えば、陣痛の兆候が出た段階で、
雪が凍る前に、と急いで病院へ向かい、
産前2日入院したのち、出産しました。

あのときの、いざという時に、道路が使えるかどうかが分からない、というのは、
不安でしたし、恐怖でした。

今、大雪に見舞われている全国のどこかで、
同じように、不安になっている妊婦の方や、病気の方がいると思います。

どうか、 みなさん、無事に寒波を乗り切れることを祈っています。

ところで、表題にもした「凍結防止対策」ですが、
ここまでの大雪になると、果たして効果があるのかは分からないのですが、
昨年11月に神奈川に雪が降ったときに試したことを紹介します。

我が家の玄関は、タイル敷きになっていて、
道路と敷地の境が、やや斜めになっています(施工ミスかも…)
しかも、玄関は北側を向いています。

なので、タイル部分が凍りやすく、
凍ってしまうと、このアスファルトに出る最後の一歩がツルリと滑り、
しかも手すりや壁などがないところなので、尻もち必須で怖いのです。

雪の翌日は、氷点下の予報にもなっていて、
上の娘が登校する時刻は、タイルが凍ってしまうだろうと思い、対策を練りました。

凍結防止剤として「塩化ナトリウム」、
融雪剤として「塩化カリウム」「塩化カルシウム」が用いられることが多いですが、
塩化ナトリウム-つまり「塩」ですね-は塩害が心配です。

尿素を主成分として、塩害の心配がない、専用のものも売られています。



↑こういうのです。

ひと冬にひと袋あると、安心かもしれませんね。

11月の雪は予定よりもかなり早かったので、準備はありませんでした。

なので、急遽、料理で使っている塩を撒いてみることにしました。

粗塩だったので、塊のまま撒いてしまいそうだったので、
ヤカンなどについている、大きい茶こしの網を使って、
塩を全部で300gほど使用して、玄関全体に撒きました。

結果、翌朝、凍結することはなく、無事に娘は登校していきました。

ただ、念には念を入れて撒きすぎてしまったのか、塩そのもので滑りました(;´Д`)

砂を撒いたような感覚。これは想定外!!
あとで、ほうきで掃いて、取り除きました。

撒きすぎには注意です(笑)

常に雪の心配がある雪国とはちがって、雪に弱い地域は、
 いざという時には、キッチンから代替品を使う、という手も試してみたらいかがでしょうか。

では、また。 

 

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