太陽系惑星から冥王星が外される

        ちたま 2
どんぐり日誌
     

太陽系の惑星といえば、太陽に近い順に
『水・金・地・火・木・土・天・海・冥』の語呂で親しまれてきた。
太陽系には9つの惑星がある。
それは、私たち世代にとって、子供の頃からの常識であり、定着していることだった。
それが昨日、チェコのプラハで行われた国際天文学連合(IAU)の総会で、冥王星が太陽系惑星から外された。
今まで『惑星』の定義がなかったが、同総会で惑星の定義が定められたのだ。

惑星とは、

  1. 恒星の周りを公転している。
  2. その硬さに打ち勝って静力学的平衡(ほぼ球形)を帯びるに必要な自身の重力を持つだけの質量がある。
  3. 自らの軌道の近くに他の天体がない天体。

これにより1930年の発見以来、惑星とされてきた冥王星が、3.の条件を満たせず、惑星から除外されました。
冥王星の周りには、冥王星の赤道半径1/2の大きさを持つ「カノン」という名の衛星をもち、二重惑星かともいわれていたことがあります。
3の条件がひっかかったのは、コレだと思われます。
(間違っていたら指摘をお願いします)
冥王星が惑星から除外され、「矮惑星(新カテゴリー)」となったことで、カノンも衛星のカテゴリーから外されることでしょう。

しかし、まず驚いたのは、「惑星」の定義が今までなかったことです。
私も今まで気づかなかったけど。
慣れ親しんだ語呂合わせから、『冥』の文字が消えるというのは、なんともいえない寂しさがあります。
星からしてみれば、自分自身が惑星だろうと彗星だろうと衛星だろうと、存在にはなにも変化はないんです。
所詮は、地球人が定めた定義なのですから。
惑星ではないにしても、冥王星の存在は、太陽系の果てにあり続けるでしょう。
それにしても、余談ですが、
昨夜TVをつけて
『今夜、太陽系から冥王星が消えるかもしれません』
なんていわれたときには、
(゚∇゚ )エッ!? 星の寿命がきて、爆発でもしちゃうのっ!?
とか思っちゃったもんですよ・・・orz

コメント
2006年8月27日 13:22 ペンギン

こんにちは、ちたまさん。
「環境と金融」HP管理者のペンギンです。お久しぶり(^-^)
プロフ拝見するといろいろ紆余曲折があったようで、ご苦労もされているみたいですが、サイトの運営はしっかり継続されてますね。
私の方はHPに加えてブログも並行させるようになり、タイトルも「環境と金融」⇒「環境・CSRと金融」⇒「持続可能な社会と金融CSR」に改題してきました。
HPの方は開設から5周年を迎えたので、トップページに「2006/08/20 「環境と金融」HP 開設5周年を迎えて」を掲載してあります。時間のあるときにお立ち寄りください。
お互い「仕事とライフワークは別々」なようですが、がんばっていきましょう。
では。

2006年8月27日 16:26 ちたま

ペンギンさん、こんにちは。
元『環境と金融』にはお邪魔していてタイトルが変わっていたことも知ってましたが、そういえばリンク集のタイトル変えるのを忘れてました。。。
さっき変更しましたので、お許しください(・_・;)
5周年ですかぁ。そういえば、私も10/1で5周年になります。
お互い、紆余曲折しながら、よく続けてきたものだと思います。
これからも頑張って続けていきましょう。
『継続は力なり!』ですよね!

コメントする

トラックバック

トラックバックURL: https://donguri-woods.com/2006/08/1906390.php/trackback