環水平アーク―水平の虹
どんぐり日誌
Yahooニュースで、『環水平アーク』と呼ばれる現象が観測されたとあった。
群馬県北部や前橋市の上空で12日、虹が横一直線に広がったように見える「環水平アーク」が観測された。
前橋地方気象台によると、環水平アークは高度5000-8000メートルにできた雲の氷の結晶に、太陽光が乱反射して起こる現象で「彩雲」とも呼ばれる。観測されるのは珍しいという。
現象は午後零時半ごろから約1時間続き、県立ぐんま天文台(高山村)には「不吉なことが起こる前兆ではないか」と心配する問い合わせも数件あったという。
(共同通信) – 6月12日21時30分更新
この記事を読んで思い出したことがあります。
2001年4月22日午前11:25、栃木県で私も見たことがある。
なぜ、そんな詳しい時間が言えるかというと、昔のデータをひっぱりだして、写真のプロパティを見たからです(笑)
←ほら。この通りw
そして、環水平アークってなんだろう?と思ってググッてみたら、私が写真を撮った日の記事がありました!!(この頃はインターネットとはほぼ無縁だった私)
あまりの幻想的な虹だったもので、幻だと思ってました。
ニュースになるほどの現象だったんですねぇ。
そのときの写真が↓これです。
虹って、晴れているときに出来るってイメージがあったんですが、怪しい雲がモクモク出てた変な天気だったんですよ、この日は。
その雲の挟間から、こんな水平…というか〝弧〟を描いていない虹が見えたんです。
説明を読んでも、素人には難しくて正直サッパリ分かりませんでしたが、簡単に言ってしまえば、ごく一般的に「虹」というのは『水滴』によって生じるものであり、英語ではrain-bow。
bowというのは「弓、湾曲」という意味。
環水平アークは、『氷晶』によって生じるものであり、アークはarcと書く。
これは「弧」を意味する。
「湾曲」と「弧」の違いを調べてみたら、「湾曲」とは、円を二つにわけた形なんだとか。
つまり、180度ってことよね?虹の完全な形は確かに180度。
「弧」の場合は、円の一部を指す。つまり直線ではない、わずかでも弓なりに曲がっていればそれは「弧」ということですね。
そこまでつきつめてみたら、なんとなく分かってきた気がしました。
光の屈折の仕方や、どの角度で光が入るとどういう虹(アーク)になるとか難しすぎて私には分かりません(爆)
一番簡単な表現は、
氷晶の雲に太陽光が反射してできた光の円のごく一部が見えている現象で、色がくっきりを分かれていれば、『環水平アーク』と見分けられる。
かしら?
誤った表現があったら、ご指摘下さいぃ(*- -)(*_ _)ペコリ
今日観測された群馬の環水平アークの写真が見たい方は、こちら。
コメント
- 2005年6月14日 18:14
-
>yamasukiさんへ
私もニュース見るまで、本気で幻だったと思ってました(笑
しかも、森の中からだから手前の樹でよく見えてないし。。。
今度は見通しのいいところで見てみたいですヾ(´▽`*)ノ
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うわ~♪はじめて見ました!
幻想的で美しいですね~
実際に見てみたいな~( ^-^)