城山カタクリの里(2018年)2回目
今年は、サクラの開花が早かっただけあって、
カタクリの開花も早かったようでした。
いつもは、のんびりして行く時期を逃し、
紫のカタクリの満開を見逃していました。
今回は、たまたま調べたときに「見頃を迎えました」を見かけ、
しかも即行動が起こせたので、久しぶりに紫のカタクリが見れました。
しかし、いつも見慣れていた黄花カタクリが見れなかったのと、
その他の木々たちがあまり咲いていなかったので、
どうにも、不完全燃焼だったのです。
そんなわけで、4/7(土)に、娘たちの習い事が終わったあと、
もう日が暮れるギリギリの時間帯の、
受付の人が帰りそうだったときに、滑り込みで行ってきました。
時々小雨も降る曇り空で、
写真を撮るには、あまりいい条件じゃなかったけれど、
見たかったものが見れて、とても満足です。
期待していたアズマシロカネソウは、咲き終わったあとでした…。
前回はつぼみだったのに、2週間で散ってしまうのね。さみしい。
園内入って、まず出迎えてくれたのが、満開のツツジたち。
あちこちで満開で、甘いいい香りがしました。
満開だった紫カタクリの群生地は、葉っぱだけの寂しい風景。
たくさん日光浴して、来年またキレイな花を咲かせてね。
可愛かったミツマタの花が、こんなにしおれていました。
これは、元は黄色い花が咲いていた木だけど、
色の名残すらなく、白い状態に…。寂しい。
オオイワウチワも、あちこちで咲いていました。
葉っぱが、ツルッと光っていて目を引きます。
オオイワウチワのそばに、「ギンリョウソウ」の名札が。
見ると、土の中からニョキニョキと出ている白い芽が!
あと1週間もすれば、生えている状態が見えたと思うけど。残念。
ギンリョウソウは、葉緑素を持たない白い姿。
樹木と共生している菌類に寄生して、樹木が光合成して作り出した有機物を菌類経由でもらって生活している不思議な植物。
生えた姿はキノコのようで、別名ユウレイダケとも呼ばれているらしい。
たしかに見た目はユウレイダケにふさわしい不気味な姿。
画像検索で、ぜひ見てほしい。
見た目は、ムーミン谷のニョロニョロw
ちょっとピンボケだけど、ヒトリシズカ。
花びらと言いづらい面白い花弁で、私の好きな花の一つ。
スズランみたいだけど、ニリンソウのつぼみ開きかけ。
咲いているのは見当たらなくて、このコロンとしたのがたくさんで可愛かったです。
今回メインの黄花カタクリは、山の真ん中あたりにあります。
紫カタクリとはまたちがって、なんとも可愛らしいです。
花の真ん中に模様はないんですね。
紫ほど群生ではないけど、こんな感じ。
しばらく歩いていると、ひときわ派手な色合いの木発見!
1本の木で紅白の2色!
派手だわぁ~。
ボケの花ですが、1本で2色…だけでなく、
ひとつの花で、1枚だけ赤い花弁をもつものまで!
不思議です。
こないだは、まだつぼみだったヤマブキも満開です。
山頂付近の、堅いつぼみだったナツツバキは、芽吹いていました。
ホウキモモ(ハナモモ)はほら、満開!
これが見たかったので、登ってきた甲斐がありました。
入り口ゲートの前には、園内の花リストがありました(出てから気づいたw)
やはり、今年はすべての花が早かったようです。
入園したのは、16:40くらいだったので、
私(と長女)以外は、大きなカメラを持った人が一人いただけでした。
帰るころには、他の人はだれもいませんでしたので、
山の管理をされていた方がいたので、声をかけたところ、
カタクリのシーズン以外でも、山の様子を見ることはできるそうです。
もちろん、私有地なので、行ったときにどういう状況なのか分からないですが
シーズン以外に行ったことがないので、また行きたいなと思いました。
年に2回も行ったのは初めてだったので、新たな発見がありました。
やっぱり散策は楽しいなと改めて思いました。
城山カタクリの里
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